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AI 執筆支援(実験的機能)

kaedevn には、AI を活用して物語の執筆をサポートする機能が搭載されています。複数の LLM プロバイダに対応した統一 AI 基盤(ai-gateway)の上に構築されており、プロバイダの追加や切り替えが容易な設計です。

概要

AI 執筆支援は、あなたのアイデアを元にシナリオの骨格を自動生成する仕組みです。白紙の状態から書き始めるのが苦手な方や、プロットの叩き台がほしい方に向いています。

4段階の生成パイプライン

AI は以下の4つのステップで段階的にシナリオを構築します。各ステージは最適なモデルが自動選択されます。

Stage 1: 章プロットの生成(GPT-4o-mini)

作品全体の構成を決める段階です。あなたが入力した設定(世界観・キャラクター・テーマ)を元に、物語の大きな流れを提案します。高速かつ低コストな GPT-4o-mini が全体像のブレインストーミングを担当します。

Stage 2: 話プロットの生成(GPT-4o-mini)

各章をさらに細かいシーンに分解します。シーンごとの目的、登場キャラクター、感情の流れが提示されます。

Stage 3: シーンテキストの生成(Claude Sonnet)

個々のシーンの実際のセリフとナレーションを生成します。文章表現に優れた Claude Sonnet がキャラクターの口調や作品の雰囲気を反映したテキストを出力します。

Stage 4: スクリプト変換(TypeScript テンプレート)

生成されたテキストを kaedevn のスクリプト形式(KS / KSC)に自動変換します。このステージは LLM を使わず、TypeScript のテンプレートエンジンが背景指定やキャラクター表示のコマンドも含めて変換するため、高速かつ確実です。

対応 AI プロバイダ

kaedevn の AI 基盤(ai-gateway パッケージ)は以下のプロバイダに対応しています。

テキスト生成

  • OpenAI GPT-4o, GPT-4o-mini — プロット生成(Stage 1, 2)
  • Anthropic Claude Sonnet, Claude Opus — テキスト生成(Stage 3)
  • Google Vertex AI Gemini(GCP 経由) — テキスト生成(代替)
  • Google AI Gemini(API キー経由) — テキスト生成(代替)

ベクトル埋め込み(RAG 検索用)

  • OpenAI text-embedding-3-small — 文書の意味検索
  • Google AI embedding-001 — 文書の意味検索(代替)

すべてのプロバイダは共通の LLMClient / EmbeddingClient インターフェースで統一されており、設定変更だけでモデルを切り替えられます。テスト用の Mock プロバイダも用意されているため、API キーなしでの動作確認も可能です。

RAG(検索拡張生成)

AI が生成する内容の質を高めるため、ハイブリッド RAG(Retrieval-Augmented Generation)が組み込まれています。

  • あなたの世界観設定やキャラクター設定をベクトル化
  • 生成時に関連する設定を自動で検索・参照
  • 設定と矛盾しない一貫性のあるテキストを生成

使い方

  1. エディタの「AI アシスト」メニューを開く
  2. 作品の設定ファイル(世界観・キャラクター・テーマ)を入力
  3. 「生成」をクリック
  4. 生成結果を確認し、気に入った部分をプロジェクトに取り込む

AI が生成した内容はあくまで下書きです。自由に編集・追記して、あなたの作品に仕上げてください。

注意事項

  • この機能は実験的なものであり、生成品質は今後改善されます
  • AI 生成にはインターネット接続が必要です
  • 生成されたテキストの著作権はあなたに帰属します
  • トークン使用量は各レスポンスに含まれるため、コストの追跡が可能です

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